災害情報特設ページ

2011.3.15. 1:15 AM (情報は更新されつつあります、下記リンクを利用して最新情報を得て下さい)

皆さまとのさらなる円滑な情報共有をはかるため、特設ページを設けさせて頂きます。

2011月3月12日午後、FM長野放送による、風にのると放射性物質が100~200km飛散する可能性があるという報道を受け、福島第一原発から約200KMで長野県の一部の地域に達することから3月13日、急遽チャペルにおける礼拝を見合わせました。その後、偏西風(特にジェット気流)によって、海側へ放射性物質が飛散することを期待致しておりましたが、現在、南に80km離れた、北茨城市に続いて、120km離れた茨城県東海村においても放射線の量の上昇を確認致しております。つきましては、情報をしっかりと共有しながら祈りつつ、万全の対策を致したいと思います。

福島第一原発・第二原発に関するNHKの最新情報リンク⇒クリック

<数値資料 3月14日~下記リンクをクリック> 
文部科学省 各地の観測結果 長野県 群馬県(長野市・前橋市)
インターナショナル・スクールの今後の対応については、父兄と協議しつつ進めます。

文部科学省 福島における観測結果

20~30kmは屋内退避

<現在の現地での放射線量> 2011.3.15. 10:22AM 計測 (即、人体に影響を与える数値)
2号機と3号機の間で   30ミリシーベルト / 毎時
3号機付近        400ミリシーベルト (40万マイクロシーベルト)
3号機と4号機の間で  100ミリシーベルト

「単位が異なる」ので要注意と政府
リンク 放射線量による被害スケール 読売新聞記事
1ミリシーベルトは、1000マイクロシーベルト
NHKの放送(解説員)によると
成人男性が一瞬、150ミリシーベルト/毎時の放射能を浴びると一時的な不妊に。
成人が、500ミリシーベルトの放射能を浴びると一瞬で白血球の数が急減する。
チェルノブイリでは、防護服を着た作業員が、数分おきに交代してこの状況に対処したとのことです。

<各地での放射線量> 3月15日 午前 NHK ラジオより
北茨城市 5.57マイクロシーベルト /毎時   通常の100倍 (胸のレントゲンの10分の1)  
ひたち市?0.83
○○市 0.79
○○市 0.47

東海村 7:46AM 5マイクロシーベルト 正午 2マイクロシーベルトに減少

栃木県 1.318マイクロシーベルト

群馬 前橋市 今のところ通常の値

新宿区 今のところ 0.03マイクロシーベルト(通常の値)

<長野県にも影響が出始めると…>
○不必要な外出は控える。
○外出時はマスクやぬれたタオルを口にあてる、長袖、長ズボン、長靴などによって皮膚の露出を減らす。下記、記事も大変参考になります。
○雨にはかからない。(NHKラジオを通して現地の広報車が注意している内容でした。)

<放射能漏れ 何に注意が必要か>NHK 3月12、15日インターネット報道
原子力災害が起きて、施設の外に放射性物質が漏れ出た場合、何に注意すればよいでしょうか。まず、今回は、放射性物質がどのように敷地の外に漏れたのかや、どのくらいの量、漏れたかなど詳しいことは何も分かっていません。このため、国などが避難指示で示した施設からの距離よりも遠い場所に避難することが大切です。福島第一原発の場合、新たに20キロよりも遠くに避難する指示が出されたため、状況がはっきりするまでは20キロよりも遠くの場所に避難するとともに、できるだけ建物の中にとどまり、外に出ないことが望まれます。原子力発電所から放出される放射性物質は、ヨウ素や希ガスといった気体のような状態で出るため、これらの物質から出る放射線からの被ばくを防ぐ必要があります。そのため、室内にいる場合は、ドアや窓を閉めたうえで、換気扇やエアコンなどを止めること、一方、屋外にいたり避難で移動したりする場合は、マスクをしたりタオルやハンカチを水でぬらして口や鼻を覆うと、放射性物質の吸い込みを防ぐ効果があります。また、服装は皮膚の露出をできるだけ抑えることが大切です。さらに、呼吸や食べ物によって体内に放射性物質を取り込む「内部被ばく」も防がなければなりません。「内部被ばく」では、体内に放射性物質が蓄積されると、長期間にわたって放射線の影響を受けることになり、注意が必要です。
3月12日 18:07更新
放射性物質漏れた場合の注意
原子力災害が起きて施設の外に放射性物質が漏れ出た場合、何に注意すればよいでしょうか。原子力発電所から放出される放射性物質は、ヨウ素や希ガスといった気体の状態で出るため、まずは、これらから出る放射線からの被ばくを防ぐ必要があります。そのため、▽室内にいる場合は、ドアや窓を閉めたうえで、換気扇やエアコンなどを止めること、▽一方、屋外にいたり避難で移動したりする場合は、マスクをしたりタオルやハンカチを水でぬらして口や鼻を覆うと放射性物質の吸い込みを防ぐ効果があります。また、▽服装は皮膚の露出をできるだけ抑えることが大切です。さらに、▽呼吸や食べ物によって体内に放射性物質を取り込む「内部被ばく」も防がなければなりません。「内部被ばく」では、体内に放射性物質が蓄積されると、長期間にわたって放射線の影響を受けることになります。一方、▽屋外から自宅へ戻った場合は、衣服を着替えたうえで顔や手を洗うことが必要です。▽水道の水や井戸水、それに屋外に放置されていた食べ物などはなるべく口にしないように気をつけることも必要です。 3月15日 10:48更新

<海外での報道>

3月14日付、ニューヨークタイムズ誌
要約:福島原発から北東160km上空を飛行したアメリカ海軍支援ヘリが帰還すると、空母が放射線に反応。すぐに兵士たちは制服を捨て、「除染」を受けた。その後、空母は進路を考慮して航行。

3月16日付、横須賀基地で屋内滞在促す

3月16日付、米メディア、政府・東電の情報公開不手際を非難

3月16日付、仏、本脱出用に臨時便を指示
産経ニュース

<広島に生まれ育ちました筆者の、毎年受けた平和学習の体験から>
○放射能は見えないため、被害の予測が困難であり、事後報告となりやすい。
 (被ばくは、検査を受けてはじめて判明する)
○前回の豚インフルエンザによる被害とは大きく異なり、人体の健康にあたえる被害は相当長期化する。
○広域にわたる避難勧告は、パニックを避けるため慎重に行なわれると予測されるが、広島における原子爆弾の被害にも明らかなとおり、距離が離れていればいるほど被害を受ける確立は下がってくる。